下り坂の下のほう

24女ニートの日記です

味噌汁を出汁からつくりたい

パソコンの液晶が壊れてから文字打つの億劫で、あんまり書けてない。まぁ毎日たいしたこと起きてないのも原因だけど。

いつだか秋田の横手に行って買ってきた比内地鶏の炊き込み御飯のレトルトパックが余っていたから、今それを炊いてる。蒸気がすごくいい匂いがする。
で、付け合わせがなかったから味噌汁を作ったんだけど。顆粒だしぶっこんで、なめこ缶開けて、味噌といて、ねぎ散らしただけの。
顆粒だしって便利だけど、分かりやすく調味料…顆粒だし…って味がするね。

自炊してると外食した時、「あ、これ化学調味料だ」っていうのに過敏になる気がする。舌がピリピリする感じ。
たくさん使われてなければ大丈夫なんだけど、たまに安いチェーン店とか、ラーメン屋に行くとピリピリがすごい。

私は実家が自営業でいつも忙しくて、買ってきたお弁当とかレトルトおかずとご飯とかもよくあったから、まだこれくらいで済むんだろうけど。
小さい頃からお母さんが何でも手づくりしてくれてた友達がいる。パンは小麦粉から、麺も打つし、こだわりの自然食材でご飯を作ってたし、もちろんおやつも手づくりっていう。
その友達は、チェーン店とかで外食すると、舌がピリピリしすぎて食べられないー、なんていうレベルらしい。
味覚って五感の中でも後天的だなと思う。親に与えられ、育てられるものだね。その友達は、本当にぜいたく(いい意味で)な舌を親にもらえたと思う。

私は親が忙しかったし、それに母が食事に興味関心が薄かった。それでもそれなりによいものを食べる機会は与えられていたのかなー、と周囲と話していて感じる。
上の友人ほどではないけど、母は地産地消の食材だとかちゃんとしたものを、生協の宅配で選んでいたし。父はたまの休日にお高めの店に連れて行ってくれた。今もたまに出張で東京に来た時、色んなところに連れて行ってくれる。

母の食事に対する関心の反動と、父の外食の記憶から、私は結構食に対する執着心が強い。だから食べ歩きが大好きだし、家でも一手間かけた食事を取りたい。例えば既製品のパンで適当に食事を済ます、というのはあまり好きじゃない。
でも、やはり私は母の娘で、メシ作るのめんどくせーってなる時もあるわけで。でもパンとかはいやだ。でもめんどくさい。
そういう時に登場するのが、味噌汁の顆粒だしとかなんだよね。
一手間かけたいけどめんどくさい、というジレンマをかかえた私みたいな人には便利すぎる。出汁からひくの、昆布にかつおぶし用意してあらかじめ時間かけておかないといけないし。
でも化学調味料的な分かりやすさとか、旨味調味料系のピリピリ感もあるから、こういうのを使うのもまた、ジレンマだったりする。

何でも自分で手づくりとは言わないまでも、出汁をひくくらいは恒常的にできるようになりたいなと思う。
さて、そろそろ蒸らし終わったからご飯を食べよう。